アイドリッシュセブンSecond BEAT! 第9話 ねたばれ 感想

hulu


残すところ4話となりましたアニナナ。
第9話はIDOLiSH7メンバーには転機になる話と思います。

理ちゃんが家のなかで捜し物をしているところから始まります。
捜し物はキーホルダー。
壮五が拾ったあれですね。
そんな理ちゃんに声をかけるのは天です。
捜し物を手伝うとの申し出に、理は大丈夫といって断ります。
お兄ちゃん、と呼ぶ言葉はちょっと言いづらそうです。
だから天は無理に言わなくても良いと伝えます。
そのときに理ちゃんはどうして九条氏の養子になったのかを訊ねると、借金と病気の弟がいたからだといいます。
理もまた同じような事情を抱えて九条氏の養子になったことをいいます。
天にしろ、理にしろ、九条氏に見いだされて家族になったのでちょっと特殊で変な家族ともいえますね。
でも初めての妹の存在に天は王子様になってあげると微笑んで告げるので優しいですね。理ちゃんも二人目のお兄ちゃんですと、嬉しそうに告げたところで天に迎えがきます。
今日のお仕事は昔の弟との合同練習をすると理ちゃんに告げた天の表情は少し硬いように感じました。
合同練習は小鳥遊事務所で行うので向かうのでした。

TRIGGERとの合同練習では各チームに別れて練習を始めます。
龍之介はMEZZOの二人。
「R&B」グループ。
壮五は龍之介を褒めまくると、環がむっとして自分にもできると張り合います。
壮五が龍之介のことを褒めるので嫉妬しちゃってますね。
なんか可愛いなとか思ってしまいます。



環は雑誌で知った「エロエロビースト」との台詞に龍之介は凹みます。
雑誌に書かれていることはほぼ、事務所側の方針でエロっぽさを売りにしていますが、私生活では女性の手すら握ったことがなくって、迫られてしまうと対応に困ってしまうほどです。本人はいたって気の良いお兄さんて感じなんですよね。
ホテル王の息子なんて言われてますけど、母親の再婚相手だから龍之介とはあまり関係がないんですよ。本人は実父の後を継いで漁師になるつもりでしたけど、火事で燃えてしまってそれが果たせなくなりました。
そんな、事情を知って環も壮五もますます龍之介を慕うようになります。

第10話より

変わりまして。
陸と一織とペアを組むのは天。
スタジオ内に入ってきた天に挨拶をする二人ですけど、挨拶が小さいと駄目だしされます。
陸と同い年とは思えないほどしっかりしていますね、天は。
いざ始まった練習ですけど、陸と一織の息が合いません。

モヤモヤ

このままでは練習もままならないので、本音を話すことを提案します。
だから二人で話しをします。
センターは一織がいいて言うファンの言葉に陸はどうしても蟠りができてしまって感謝の言葉が言えなくなってしまったと告白します。
それを聞いた一織は思われていたことがショックでひどいと陸に言います。
どんな思いで一織はセンターに立ち歌ったのか。
TRIGGERの九条天を負かした人のあとを歌う怖さを陸はまったく気づいていませんでした。
一織が泣いているように見えた陸が「泣かないで」というと、一織は「泣いてません」と否定します。
そんな姿を見て天はあきれ顔です。
センターで歌うとの話しをした夜に、環は辛さに気づいていました。
だからこそのあのときの会話に繋がります。
なのに。
こんなことを言われてしまえば「ひどい」と言いたくなりますね。
ところで。
一織はTRIGGERの九条天を負かしたと言い切っていましたけど、天は負かされたとは思っていません。

第10話より



そんなことを言われても、天は認めないかなと。

二人に天は言います。
「自分と他人を比べるから落とし穴に落ちていく。比べて良いのは過去の自分と今の自分」
天は八乙女楽にも十龍之介にも勝てない。でも二人には負けないものがあるとはっきりと告げる天。
陸にしろ、一織にしろ。
心の吐露をすることですっきりとするでしょうから、ダンスも上手くいくと良いですね。


TRIGGERの八乙女楽・ピタゴラメンバーのナギ、大和、三月の四人は「ロック班」として練習を始めます。
やる気のある楽に対して、ピタゴラメンバーの三月とナギは元気がありません。

楽の姿に三月は零します。
楽のようだったら人生楽勝だろうな、ともちろん悪い意味でないです。
言われて楽はきつい眼差しにな訊ねます。
三月は羨ましいと思ったからです。
楽はそれは天にも言われたと。
確かに見た目も性格も申し分ないとは思います。
ならどうして自分には彼女がいないのかと、かなり落ち込んでいます。

第10話より


紡ちゃんにも振られてますし。
世間一般では楽は女性を何人もキープしているとか言われていますが、世間では思われているほど、女性はむしろ敬遠しちゃういますね。

悩む三月に楽はいいます。
自分の声を聞けと。100人に愛されるお前じゃくて、お前に愛されるお前になれ、との三月は何かしら思うことができたようです。
さて世間一般でどうやら楽のイメージは女性を常にキープしているとのことです。

お昼のとき一織は別グループにいる三月をみて、少し寂しそうです。
陸も天が違うグループで活動しているので寂しくは思っているのでその気持ちはよく判るのでしょうね。そんな陸に天は今は一緒でしょと声を掛けます。
普段は別グループだけど、傍に天がいる。
そう言われて嬉しそうに陸は頷きました。
ほんとうに天のことが大好きなんですね、陸は。

紡ちゃんがみんなの前に来ると、ゼロアリーナに入れるとのことで向かうことになりました。
会場に連れてきてくれたことに感謝して、ナギが投げキスをすると思わず倒れる姉鷲さん。
推しにそんなことをされれば倒れますね、はい。

第10話より


ライバルでも友情があって、練習できたことはIDOLiSH7メンバーには良い影響があったと紡ちゃんは姉鷲さんに感謝します。
そんなとき電話があって、MEZZOの二人がダブる主演でドラマに出演が決まったので、演技指導で大和が呼ばれます。

呼ばれた大和は困り顔。
W主演はラブストーリーで、ヒロインの幼馴染みで美容師役の壮五。
環は道で拾ったボクサー役。
そこで環がツッコミます。
ボクサーて拾うのと。

いや、拾わないと思います。

大和が二人に演劇経験を尋ねると、小学校でやった桃太郎の雉役をやる環。
大和は苦笑い。
壮五は高校時代に高尾太夫をやったんですけど、男子校でその役ということは?
やりたがっていない壮五でしたけど、やることになりました。
上手いですね、壮五は。
二人の演技をみて帰ろうとしますが、紡ちゃんがかえしてくれません。

「感情を想像して内から表に出すか。表情で記憶して感情を引っ張り出すか。どっちかやっておけばよい」
しかし、何を言っているのか理解できませんんでしたので、互いにものまねをさせます。
投げやりにそれで大丈夫といって、帰ろうとする大和にさらに紡ちゃんは追いかけます。
演技指導ではなく映画出演の話しでした。
断られると思ったのに、大和は引き受けると言ってくれたことに紡ちゃんは喜びます。
大和がご褒美を訊ねたら、「逆さにしたら水着になるボールペン」とのことで大和はそっっちねと残念がってました。

場面は変わりまして三月です。
収録の終わった三月を呼ぶのは名物司会者。
ナギから三月が落ち込んでいるからと言われたのでアドバイスをしてくれました。
ナギではアドバイスができないからと。
『三月がいなければアイドリッシュセブンは始まらない』
三月は急ぎナギの元に行き、感謝の言葉を伝えます。

ナギは誰よりも、メンバーのことを大切に思っています。
悲しむ顔を見たくないと思います。
だからこようやく三月が吹っ切れたことに嬉しそうでした。

Are You Happy

泣き顔の三月に紡ちゃんが仕事の依頼の話しに来ます。
今度の仕事はここなの彼氏の役の声優とのこと。
その瞬間、ナギは三月を放り投げました。

第10話より


今までの態度と違いすぎます、ナギ。
自分が着ているTシャツを紡ちゃんに見せます。
メンバーのなかで特にここなに対する想いはいちばんでしょう。

第10話より

そんな姿をみて三月は笑ってました。
その笑いは悩みをすっきりとさせた笑顔の三月でした。



テレビ局で歩く一織と陸の前を百と天が走って行きました。
追いかける二人。
歌えなかった百はそのままスタジオを飛び出してしまったようでした。
天はそれを追いかけていました。
スタジオでプロデューサーに謝る千と心配する龍之介と楽がいました。

控え室で百は言います。
自分が期限切れだと。
そうしてED曲がかかりました。


余談になりますが。
一織が一度しか泣いていないと言っていたのは第一期のときの話しですね。
第八話 プリーズミュージック
七人としてデビューを賭けた歌番組で一織が歌えなかったことがありました。
出演が終わったあと、一織はいなくなってしまいます。

みんなが一織を捜した際に泣いてしまうんですよね。
そのとき流れる歌がありまして。
曲のタイトルは「TODAY IS」
七人で歌ったのはこの回のときだけでした。
その後、MEZZOの曲として再編集されてしまったので、ある意味幻となった曲です。
私はすごく好きな曲なんですよ。
歌をきくだけでじわりときます。

そうしてこの曲が唯一収録されているのが第一期のDVD・DB第4巻なんですよ。
ベストにさえ収録されていません。

アイナナにはちょっとしたこだわりのがあるのかなとかんじます。
たとえば、百と組む前に千が相方とインディーズのときに歌っていた曲「未完成の僕ら」はこれは単行本の初回特典としてフルコーラスが収録されていますが、それ外には収録されていません。
私は今までフルコーラスをきいたことがなかったのでそこではじめて聴けたんですよ。
(個人的に調べたのでアルバムに収録されいたら調べ不足ですみません)

機会があれば、「TODAY IS」も「未完成の僕ら」も聴いてみてください。

アイドリッシュセブン 4 (特装限定版)

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