箱根

去年の台風の被害により、全面運休を余儀なくされた箱根登山鉄道。

鉄道が使えない日々の箱根は交通が大変です。
上まで行くにはバスか自動車かになります。
鉄道が止まるまではバスと鉄道の二択だったのに、それが完全に途絶えてしまったので、バスが必要以上に混雑することになりました。
代行も走っていたけどそれなりに混んでいたし、タクシーも必要以上に混んでました。待ち時間が長くって移動が大変でした。
コロナ渦

の影響はかなりあったのではないかと思います。

コロナ渦の影響も落ち着いたけど、梅雨だった頃にいったからその日は雨で人通りは少なくないし、人がいないからお店の人も暇になってましたね。物寂しさをひしひしと感じてしまうそんな箱根でした。
でもそのときに試運転で動いている登山鉄道をみたからいよいよかなと思っていましたら、全面開通の告知が流れたのでいよいよかとワクワクしました。
私は鉄道ファンというわけではないんですけど、やはり箱根には行ってますから、鉄道が被害を受けて休止せざるを得ないと聞いたときは悲しかったです。
だから全面開通の話しを聞いて嬉しくはなります。

あとあれですね、鉄道のありがたみをとても感じる日だったんですよ、私が箱根を訪れたときは。

まさに大雨。
観光客もまばら。お店も方も暇を持て余している。
そんなときにいざ旅館へ。
が、場所が湯本ではないのでバスでの移動です。鉄道が動いていればかなりの近場なんですけど。そのときはまだ鉄道は休止してましたからバスでの移動。しかも大雨のなかの移動だったので大変でした。
鉄道なら五分ぐらいの道のりだと聞いていたけど、バスから降りて歩いた道では迷いながら辿り着きました。
途中の道で見た地蔵さんの辺りが暗かったからちょっと恐かったんですけどね。
夜は絶対に歩けないぞ、ここはと思う位には恐いと思う道でした。

旅館は良かったです。こじんまりとした旅館でしたけど、それがまた良い雰囲気をだしていたのでまた泊まりに来たいと思いました。

その日は温泉を満喫して帰路につきましたが、次にくるときは鉄道が動いていてからかなと思っていました。

だから。

約一年ぶりにいよいよ全面開通となった箱根登山鉄道。
なんというかやはり違います、全面開通となってから初めての連休のときにいって箱根にいってその姿をみたらなんか妙に感動しました。
久し振りに乗ったけど、時期によってはあじさいがとても綺麗なんですよね、鉄道の両脇は。またそのときに。

鉄道が走るだけで箱根湯本が違って見えるからなんというか感動してました。
箱根湯本のホームから出発するときには心のなかで
お帰りなさい!

そんな言葉を掛けたくなりました。

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